タブレットはPCになり得るのか。逆も然り。そもそも必要なの?使いこなせる?
このような論争が始まりどれだけ時が過ぎたでしょうか…
その人のスタイルごとで正解は違うと思いますが、元AppleStoreスタッフである私がジブンの最適解を実体験とともにお話しします。
私のiPad歴
- iPad pro 9.7
- iPad pro 12.9(第1世代)
- iPad 第6世代
- iPad pro 12.9(第3世代)
- iPad pro 11(第1世代)
- iPad pro 12.9(第3世代)+iPad mini 5
- iPad pro 11(第1世代)Cellarモデル
- Macbook Air 13 M1 + iPad pro 11(第1世代)Cellarモデル + iPad mini 5
- Macbook Air 16 M2 + iPad mini 6 Cellarモデル
7年間、買っては売ってを繰り返し、実に8回。
色々なモデル、組み合わせを経験しましたが、今は『Macbook Air 16 M2 + iPad mini 6 Cellarモデル』をフルに活用しまくっておりまして、悩んだ7年間で最適な組み合わせだと感じています。
Macbook・iPadの活用状況
ここを明確に使い分けることで、断然iPhoneだけの暮らしよりも豊かになりました。
以下活用状況は、各デバイスで使用頻度の多い順から記載しています。
①MacBook Air 16インチ
- 腰を据えての動画視聴(お皿洗いや食事中、大画面のほうがありがたい場面)
- 検索したいものが多い場合のネットサーフィン
- 同時に色々なアプリを行き来しながら進めるネットサーフィンやクリエイティブ系
- OneNoteを活用した勉強における、ノート作成(文字入力メイン)
- テレビ電話(ZOOM・LINE)
- ブログ執筆
- Notion管理
- 文字入力数が多いメール返信
②iPad mini 6 Cellarモデル
- 家の中で移動しながら(お出かけの準備中など)やお風呂、就寝前などの手軽さが重要な動画視聴
- 片手間程度のネットサーフィン(iPhoneより圧倒的に見やすい)
- 運転中のカーナビ(iPhoneより圧倒的に見やすい)
- 楽天マガジン閲覧(iPhoneは小さすぎて無理)
- 料理中のレシピ閲覧(iPhoneより圧倒的に見やすい)
- LINE電話(iPhoneより圧倒的に音声が良い)
- OneNoteを活用した勉強における閲覧(手書きや写真挿入メイン)
組み合わせを考える時のコツ
まずは大きさから選んでいくと思いますが、正直、
- Macbook 13インチ+iPad Pro 12.9インチ
- Macbook 13インチ+iPad 11インチや10.9インチ
「いろんな環境で同じことをできるようにしたい」というのであれば構わないと思いますが、そうでない限りは大きさが似た組み合わせはどうしても使う用途が似てきてしまい、使い分けができなくなってしまうためです。
そうなってしまうと、
買って意味あったのかな..?本当に必要だった…?
と苦しくなってしまうわけです。
そしてもう1点、大きさが全く違うような場合であっても同じデバイスを検討しているなら注意が必要です。
Macbookではあまりないことかもしれませんが、iPad 12.9とminiサイズの2台持ちはガジェットYouTuberさんがよく提案されているものです。私も経験がありますが、サイズの差によって用途は違えどiPadとしてできることにあまり大きな差はありません。
この組み合わせの場合、どちらかのサイズは生活にフィットしヘビーユースするものの、もう一方のサイズはきっと使う頻度が減ってきてしまいます。フィットする大きさのものが身近にあるのだから仕方ありません。
するときっと後悔します。
このもう一方のデバイスは本当に必要だったのかな…?
どっちも一気に買えないよ!そんな時のiPadの選び方

以前こんな記事を投稿しました。どっちを先に買うべきか?悩んでいらっしゃるならこちらを先に見ていただくといいかもしれません。
このテーマに関しては熱量高くお伝えしたいので、もう少し詳しく書きますね。
PC?タブレット?どちらを選ぶのか
「タブレットでもいっか」と考える人はいますが、「PCでもいっか」と考える人はいません。その理由が価格面なのかは求めるモデル次第ですが、いずれにしろタブレットで妥協しているということです。
確かに『PCとタブレットをどう使い分けるか、どちらを先に買うか』というのは人によって用途も環境も違うし、永遠のテーマだと思います。
私の持論ですが、
だからこそ、「自分自身がそのデバイスを何に使うのか」について改めて向き合って、用途を確実に分析して欲しいなと思います。話はそこからだ!!
「Macbookなら高度な動画編集もできる」
「iPadならお絵描きができる。Apple Pencilでノートが書ける」
これは後付けであって、それぞれのデバイスのメリットを羅列しただけです。そのデバイスで何がしたいのか、本気で考えられていません。
分析できたら、次は妄想。PCとタブレットのメリットは多くの記事で書かれているので省略しますが、ジブンがそのデバイスでどんなことをしているのか想像してみてください。
Macbookはタブレットよりも起動・挙動が少し遅いです。
「PCまで開かなくていっか」このような思考に陥り、Macbookを愛でる時間が少なくなっていくと思われます。かつての私がそうであったように。。
その点iPadは、大まかに言えばApple Pencilと大画面というメリットを兼ね添えたiPhoneというような感じなので、生活に溶け込みやすくあります。
このような理由で、iPadは生活を変えると考えるわけです。
アドバイスとして
用途を極限まで細かく考え抜いてください!!!
この一言に尽きます。
一つの用途に対するメリットだけで決めてしまうと、別の用途が出てきたときにそのメリットはデメリットにもなるということを忘れてはいけません。
Apple製品はただのデバイスではない!
生活に寄り添って、一種の相棒となります。パートナーを決めるのはなかなか難しいものですから、しっかりと選んであげなければデバイスも拗ねてしますよ。
iPadは大きい画面というメリットだけではありません。使い方によってはそれ以上の価値が得られます。
さあ、iPad沼へ、ようこそ。
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